作成させていただいた「お金の未来予想図(キャッシュフロー表)」の見方をご説明いたします。
◆お金の未来予想図とは?
お客様の現在の収入や貯蓄状況から、今後50年先までの家計状況を予想したグラフとなります。
1.お金の未来予想図の作成条件と見解
1枚目には、お金の未来予想図の作成条件を載せています。
「見解」欄には、お金の未来予想図を見て、今後の家計予想と留意点などについて記載しております。
作成条件については、ヒアリングシートに載っていない前提条件について記載しております。お金の未来予想図を見て、気になる個所があったときのみご覧になっていただければ結構です。
2.グラフ(お金の未来予想図)
今後の家計の参考とするためには、主にこちらのグラフをご覧になってください。
縦線が貯蓄額、横線が年齢となっています。
各年の予想収入(オレンジ色)と予想支出(水色)を元に、予想貯蓄額(赤線)の変化を見ることができます。
赤い線を見ていただき、マイナスになっていなければ、今後の家計は安心と予想されます。
しかし、赤い線がマイナスに食い込んでいる場合、何か対処をしなければ、貯金が底をつきてしまいそうだと予想されます。
もしもマイナスになっている場合については、相談時にしっかりお話しさせていただきますので、あまりご不安にならないでください。
※資産運用を行っていない方は、貯金=全財産となっています。
3.キャッシュフロー表
グラフを作成するためのデータとなります。ヒアリングした内容を中心に作成しております。
1年間の支出金額や収入金額を記載しています。
支出金額については、お聞きした直近の貯蓄金額を元に、予想金額を入力しております。
ここで見ていただきたいのは、下の方にある「収支」(ピンク色の背景)の数字です。各年にこの数字通りにお金を貯めていくことができれば、お金の未来予想図に示された家計となります。
今この数字を「1年間の最低貯蓄目標額」としていただくことをおすすめします。
<おすすめ 1年に1度の家計チェック>
1年に1度、お金の未来予想図の通りに貯蓄ができているかチェックを行うことをおすすめいたします。
今回事前準備でお願いしたとおり、貯金残高を確認していただくことで、1年間の貯蓄金額を出すことができます。
お金の未来予想図の通りに貯蓄ができていない場合、家計が悪化している可能性が高いです。お一人で解決するのが難しい場合には、ご遠慮なくおっしゃってください。
<お願い>
各数字に多少のずれがあっても、お気になさらないでください。なぜなら、各数字はあくまでも予想の収支であり、この数字通りに生活することは現実的ではないからです。
FP事務所マネセラでは、将来の家計に強く影響する項目(収入金額や、配偶者の働き方、車の有無、生命保険料、マイホーム費用など)にポイントを絞って確認することで、短時間(低価格)でお金の未来予想図を提供させていただいています。
細かい数字の変化によって家計の収支が変わるご家庭の場合は、今のままでは将来が心配なご家庭となりますので、ご相談時にしっかりお話しさせていただきます。
◆今後の家計が危ぶまれる方へ
お金の未来予想図を作成した結果、今後の家計が危ないと予想される方は、早急に家計の改善を行うことをおすすめします。
FP事務所マネセラでは、ご希望の方に追加面談や継続サポート行っています。
また、おてがる家計相談をご利用いただいた方には、『まるごと家計相談への変更』(追加面談をお申込みいただくよりもお得です)のご希望も承っております。
お申し込みは、こちらからお願いいたします。