こんにちは。 子育て家庭のためのお金の専門家 はりかえあいです。
私たちにとって、「銀行」は生活にかかせないものです。給料が振り込まれたり、光熱費などを口座振替にしたり。
銀行はそれだけではなく、「お金の預け先=資産運用先」としての役割も持っています。
今回は、銀行の預金金利に注目した記事が公開されましたので紹介いたします!
銀行金利の変遷や、最近のサービスなどについて解説しています。ぜひご一読くださいね。
目次
掲載:銀行の金利に注目してお金の預け先を考えてみよう!
掲載記事:給与口座に預けっぱなしは損!知っておきたい銀行金利
掲載サイト:マネ男とマネ娘
<記事内容>
・使わない貯金、どこに預けてる?
・昔とは違う!銀行の普通預金でお金は増えない!
・金利が上がる預け方とは?
・普段使わないお金は賢く管理しよう!
銀行預金は立派な「資産運用」
資産運用という存在は知っていても、「リスクがあるんでしょう?お金が減ったらいやだからしない!」という人は少なくないことでしょう。
そんな人でも、実は「銀行にお金を預ける」という資産運用を行っているのです。
銀行預金は、預けた金額や預けた期間に応じて「利息」がもらえる口座が主流で、この利息には、株式などを運用した時と同じく、約20%の税金がかかります。
お金を預けることで利息がもらえて、その増えたお金に対して税金もかかるので、立派な資産運用といえるのです。
ただ、銀行預金は元本が保証されているので、ほかの資産運用に比べて安全だといわれています。
銀行の預金は預金保険制度の対象で、万一銀行が破綻しても1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円と破綻日までの利息が保護されます。
もしも1,000万円以上預けているとリスクがありますから、「銀行預金ならリスクがない」とは言い切れませんが、たいていの人は気にしなくても全額元本が保証されているでしょう。
◆1,000万円以上預けている人の場合は◆
複数の銀行にそれぞれ1,000万円以下にして預けておくか、全額保護される「当座預金」の利用を検討しましょうね!
超低金利時代では銀行預金でお金はほとんど増えない
安全にお金を増やせるのであれば、嬉しい限りだと思います。
しかし、掲載記事で詳しく紹介している通り、銀行の普通預金の金利は、2020年執筆時現在では「0.001%」を設定している銀行が多く、お金を預けてもほとんど増えません。
30年以上前のバブル前なら金利が1%~3%くらいあった時期を思うと、うらやましいと思うかもしれません。
でも、超低金利なのも悪いことばかりではありませんよ。銀行の金利が低い時期は、住宅ローンの金利も低くなります。
お金をたくさん長く借りても、昔に比べて負担が少なくなっているということです。
地域によっては「昔のほうが土地が高かった!」という場所もあるので、マイホームは昔に比べて便利な場所に買いやすくなっていると考えられるかもしれません。
資産運用をはじめる人こそ、銀行に預ける意味を意識して欲しい
超低金利時代である現代は、「お金を増やしたい」と思ったら、債券や株、不動産など、資産運用を始めることを検討したほうが良いでしょう。
しかし、資産運用を始めるときこそ、銀行の金利に注目して安全にお金を増やすことを意識して欲しいです。
資産運用を始めると、価格の変動などによりリスクがあることを身をもって実感するでしょう。
資産運用を始めて、損をしていない人はそれなりに多いでしょうが、「含み損=買った時よりも時価が値下がりし、売却すると損が確定する状態」を経験しない人はきっといないでしょう。
私たちは資産運用をしている最中でも、日々の生活にお金を使ったり、思わぬ臨時支出に大きなお金を現金化する必要が出てきたりします。
そのため、元本が保証されていていつでも預けたお金を減らすことなく引き出せる銀行は、心理的に大変ありがたい存在なのです。
安全第一のお金は銀行で!どうせなら金利にも注目して
リスクのある資産運用にどれだけの資金を投入するのかは、その人が取れるリスクレベルによっても大きく異なるでしょうが、生活費の半年~1年分は銀行預金に確保しておくのがおすすめです。
生活費の1年分といえば、月30万円で生活している人なら360万円ですし、月50万円かけているファミリーなどは600万円。かなり大きな金額になります。
銀行金利は、預け先や預け方を工夫することで多少は金利を上げることができますし、これから金利が回復する可能性だってもちろんあります。
もし仮に600万円を0.1%金利で預けられれば、1年間で6,000円の利息がつきます。
この金額が多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思いますが、私は少なくないと思います。
そのため、銀行金利に着目して預け先を意識しておくことは、たとえ金利が低い時期でもとても大切なことです。(優先度は低いですけどね。)
できればみなさんも、一度自分が預けている銀行の預金金利を確認してみてくださいね。