こんにちは。子育て家庭のためのお金の専門家 張替愛(はりかえあい)です。
結婚や出産、転勤、子どもの成長、介護など・・・家庭とのバランスを見ながら働き方を変えるママは多いでしょう。
ただ、働き方を変えるときには、それに伴いどのくらい家計へ影響が出るのかを知ったうえで決断することをおすすめします。
なぜなら、たとえ年に100万の違いでも、それが30年間続けば、合計で3,000万円の違いになるからです!
女性が働くことで得られる収入や年金、お金以外の魅力について書いた記事が公開されたので、紹介しますね。
働くモチベーションを上げたい女性は、ぜひ目を通してみてください!
記事掲載
掲載記事:女性の退職や再就職で一生涯の手取り収入はいくら変わる?
掲載サイト:マネープラス様(運営:マネーフォワード様)
<記事内容>
・30年間で家1~2軒分の金額に
・厚生年金に加入して働くと老後の年金も増える
・女性の働き方で実現できるライフプランも変わる
・フルタイム共働き家庭で計画しているとリスクにもなる?
・働くメリットはお金だけではない
ママが働かないメリットも大きい!
今回の記事では、女性が働くと得られるメリットについて紹介しました。
家が1~2軒建てられるほどの収入や、年金の増額など、働けば働くほど、家計へ与える影響は大きくなります。
しかし一方で、当然ですが、働くと忙しくなりますよね?
女性が働かないことで、
・子どもや夫と過ごす時間が増えて人生の満足度が上がる
・両親や親族とも交流できる時間が増え、絆が深まり助け合いもしやすい
・自分の健康や家族の健康維持のために使える時間が増える(健康=お金もかからない)
・好きなことにお金をかける時間ができるので、日本経済にも貢献できる
・学校や地域の活動に協力しやすくなって社会貢献につながる
などなど・・・
ここでは挙げきれないほど、たくさんのメリットがあります。
もちろん、これらは働いていてもできることもありますし、働いていないからといって必ずできるとも限りません。
私の場合は、「集中して働く時間をもつことで、自由時間の濃度が上がるな~」と、感じています。
実現したいライフプランに優先順位を!
どのような人生が送りたいのかは、人それぞれです。そのため、実現したいライフプランを挙げていき、優先順位をつけると良いでしょう。
例えば、人生の3大支出ともいわれる「教育資金・老後資金・住宅資金」のなかでは、何を優先したいですか?
それぞれ、お金をかければかけるほど、実現できることが増えますので、「どこまで抑えても良いか」を考えると良いかもしれません。
・教育資金
私立への進学や大学進学、習い事などへお金をかける。一方、習い事などはなく、義務教育+公立高校なら、そこまで負担は大きくない。「学歴よりも子ども自身が夢を持てることが大事!やる気があれば困難にあっても道は切り開ける」と、教育費はお金をかけずに工夫を積み重ねるのもありです。
・老後資金
老後にたまの外食やレジャー、しっかり医療を受けたいなどと思うと、ある程度の貯金が必要。一方で、老後も働くし、必要最低限の生活で充分。いつまで生きるか分からない老後より、今が大事!と思うなら、それも一つの正解です。
・住宅資金
職場からの距離や家族で快適に住むための広さ。住み慣れた土地に住み続けたいなど、叶えたい思いによってかかるお金は変わってきます。住宅購入をするとなかなかかけるお金を減らせなくなるので、教育資金や老後資金とのバランスを考えながら予算を考えると良いでしょう。
考え方ひとつで、かかるお金は天地ほども変わってきます。いずれにしても、実現できるのは「収入や資産に見合ったお金のかけ方」を考えることが大事です。
そのためには、ライフプランを立てて、キャッシュフロー表を作成することが有効でしょう。
キャッシュフロー表は自分で作成しても良いですが、ポイントを抑えて作成しないとあまり参考にならないものしか出来上がらないので、一度、お金のプロにお願いして作成してみるのがおすすめです。