こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
花粉症って、英語で何というかご存知ですか?
”hay fever”とか”pollen allergy”などと言って、
ちゃんと英語表現があるんです。
アメリカに来る前は、花粉症はなんとなく日本特有のものだと思っていた私ですが、ここアメリカ・テキサス州にも花粉症で苦しむ方がたくさんいました!
アメリカへ来る方には知っておいてもらいたい、
花粉症事情についてご紹介しますね。
目次
海外でも花粉は飛んでいる!
日本では3人に1人が悩んでいるともいわれている花粉症。
私も例外ではなく、高校の時に発症してから10年以上花粉症に苦しめられています。
アメリカに来てから知ったのですが、ここアメリカでも花粉が飛んでいます。
特に、ここテキサス州はアメリカの中でも花粉が多いと言われていて、私の場合は11月~5月の間ずっと症状が続きます
。東京にいた時には1月~4月頃だけだったので、日本よりも長い期間飛んでいることが分かります。
それに、症状もより重いです。
自分が住んでいるダウンタウン付近で過ごしている日はまだましなのですが、車で15分でも郊外へ行くと、2~3時間外にいただけで何日間もくしゃみと鼻水が止まらなくなります。
1日で箱ティッシュが1箱なくなりそうな勢いです。
ひどい花粉症の方なら経験したこともあると思いますが、外に出た日の夜は鼻が通らなくなり眠りが浅くなります。
何時間寝ても寝たりなくて眠いですし、夫にはいびきがうるさいと別部屋に避難されました。
アメリカでは紙製品が高くてティッシュが1箱2ドルくらいするので、経済的にも結構きついです。
1年目の花粉症対策は、外に出ないこと!(泣)
アメリカに来て初めての冬が来て、ひどい花粉症に苦しめられた私がした対策は、できる限り外に出ないことでした。
暑すぎる夏に比べて冬から春は外に出やすい気候で、子供たちを外で遊ばせるにはとても良い季節です。
しかし、去年の私は娘に授乳していたので、花粉症に効く薬が思い切り飲めませんでした。
そのため、半年間できるだけ外に出ないという対策を取ったのでした。
正直、悲しかったですよ。
来る日も来る日も
「花粉症の症状がひどくなるからお散歩はやめておこう」と、
東京に比べて自然豊かなのがこの土地の良いところなのに、それを味わうことを諦めていました。
「今日は風が強すぎる!」と言って、マンションの1階まで行ったのに買い物を辞めて家に引き返した日もあります。
家から徒歩15分でこんなきれいな景色が見えるところがありますが、夏(5月~9月)は暑すぎる(夫がジョギングしてて脱水症状で倒れかけたことがある笑)、冬(11月~5月)は花粉があるという理由で、短い秋の間に、たった1度だけ行きました。
2年目の今年は、アメリカの花粉症薬に挑戦!
2年目の今年は、「娘が卒乳したので薬が飲める♪」と、さっそくアメリカで買った薬を飲んでみました。
薬は日本で私が飲んでいたのと同じ”アレグラ”という薬をコストコで買いました。
これで今年の花粉症は大丈夫だろうと思っていた私ですが、そううまくはいきませんでした。
薬が強すぎたのです。
日本で飲んでいたのと同じ名前のものなら同じだろうと思っていたのですが、おそらく成分量が多いのでしょうね。
1日1粒で良いという時点でおかしいと気付くべきだったかもしれません。
この薬は副作用がとても強く、薬を飲んだ日どころかその次の日まで強い眠気が続きました。
息子のプリスクールの送り迎えで車を運転しているときも眠くて仕方がなく、なんとか居眠りしないようにと必死でした。
しかも、花粉症の症状も完全に抑えられるというほどではなく、少し軽くなったかなという程度。
コストコで買ったので60日分($30)と大量にあり、もったいないので捨てたくはありません。
症状が強くてよく眠れなそうな日に、3分の1くらいに割って飲んでみようと思います。
マスクができないアメリカでは花粉ブロック系が必須
こんなに副作用が強い薬はとても毎日飲んでいられない!
ということで、結局日本の薬を仕入れました。
アメリカでも薬局に行けばアレルギー用の薬は山ほど売っていますが、英語が苦手でそれぞれの違いがよくわからないのと、いちいち試す心のゆとりがないので、日本の薬に落ち着きました。
★アレルギー用の目薬
★花粉をブロックしてくれるスプレー
特に、花粉をブロックしてくれるスプレーが役立っていますね。
ここアメリカでは、花粉症であってもマスクをすることができません。
マスクをしていると相当深刻な事態だと思われてしまうそうで、「どうしたの!?」と話しかけられてしまう可能性が高いです。
話しかけてもらえるならまだいいですが、警戒されて道行く人から不審な目で見られたり避けられたりしたらショックですよね。
それくらい、アメリカではマスクはしないのが常識です。
花粉症対策というとマスク!と思っていた私は、マスクなしで花粉が飛び交う外に出るのはかなり抵抗があります。
しかし、このスプレーをシュッとしてから外に出ると、自分が強くなった気がして、気楽に外でも過ごすことができます。
実際、このスプレーをしてから外に出ると、症状が抑えられていると感じます。
私は結局日本の薬に頼ることにしましたが、英語が得意であれば現地のお医者さんへ相談していてもいいかもしれませんね。
アレルギー用の注射を打ってくれたりするみたいですよ。
花粉症の薬を船便・航空分で送るときの注意点
これから渡米する方で、
英語が苦手で病院には行きたくない!
アメリカの薬には抵抗がある!
という方は、
やはり日本から薬を持ってくることをおすすめします。
船便や航空便で花粉症グッズを送っておくと、
1年目の冬~春を落ち着いて乗り切ることができます。
アメリカへの船便・航空便の場合、市販薬は気軽に入れられますが、処方箋の薬は注意が必要です。
英訳された処方箋を添付する必要があったり、数量が1か月分までと限られていることがあります。
どうしても市販薬でなくて処方箋薬を入れたいという時には、かかりつけのお医者さんや薬局にご相談してみてくださいね。