昨日は久々に夫が早く帰ってきてうれしかった
転勤族の安心家計をサポートするお金の専門家 はりかえあいです。
今日のテーマは、こちらです。
「転勤族の離婚率は高い!?」
夫の転勤のために、専業主婦でいることの多い転勤族にとって
「離婚」は大きな大きな問題です。
離婚の危険を回避するためにも、
夫婦仲が良い状態をキープする工夫をしておくと良いでしょう!
目次
転勤族・海外赴任は離婚しやすい!?
転勤族の離婚について、調査した結果はありませんが、
「転勤族は離婚率が高いのではないか」
「海外赴任のある家庭は離婚率が高いのではないか」
と考えている方は多いです。
全国転勤や海外赴任がある家庭は、度重なる引っ越しや環境の変化のため、どうしても家族にストレスにかかりがちです。
社宅に住まなくてはいけなくて、ご近所付き合いのことで深刻に悩まれるかたもいるでしょう。
離婚率が高いと言われても十分にうなずけます。
そこで今日は、転勤族が離婚しないで済むように、
転勤族夫婦の仲を良くする3つのポイントをご紹介しますね。
ポイント1:新しい土地で頑張りすぎないで、転勤を楽しむ
転勤族の妻たちは、新しい土地でできるだけ早くその土地に慣れようと必死で頑張ります。
「早く慣れなければいけない」と、頑張れば頑張るほどストレスは増えていきます。
・新しいママ友を作らならければいけない!
・新しい子供の友達の名前を憶えなければいけない!
・新しい土地で良いスーパーや病院を早く見つけなければいけない!
などなど
新しい土地に慣れるために、やることは山ほどあります。
しかし、
環境が大きく変化してストレスが多い時に、
さらに忙しく過ごすのは危険です。
親しい友人がいない中でたまったストレスは、自然と夫へ向いてしまいがちです。
かくいう私自身も、夫のアメリカ転勤で初めての海外生活を始めた当初は、夫に何度も八つ当たりしてしまいました。
慣れないアメリカという土地でうまくいかないことや大変なことがあるたび、ついつい「夫のせいで」という気持ちになってしまいました。
転勤はなが~い旅行!くらいに考える
転勤族の大変なところは頻繁に引っ越しがあることですが、同時にそれは良いことでもあります。
「新しい土地にうまくなじめない」というのは、
「どうせ引っ越すから、なじめなくても大した問題にならない」とも考えられます。
うまくやれなくてもいいやと思えれば気楽なものです。
なが~い旅行くらいの気持ちで生活すればよいのです。
ご当地グルメを楽しんだり、観光スポットに出かけたり・・・♪
ガイドブックには載っていない隠れ家的なカフェや素敵な景色が見られるスポットなんかを見つけた日には、とっても嬉しい気持ちになれると思いませんか?
ながいながい旅行ですので、あせる必要はありません。
その土地の見どころをゆっくりとひとつひとつを楽しむ事ができるのは、転勤族ならではのメリットです。
ポイント2:自分の趣味を見つけて生活のペースを保つ
そうはいっても、転勤でバタバタと引っ越しをしてすぐに地元の観光やグルメを楽しむ余裕がある人は多くないと思います。
転勤先には、楽しめるスポットが全然ないということもあります。
そんなときのためにも、どこの土地へ行ってもできる趣味を見つけておくとよいでしょう。
趣味と言っても大げさなものである必要はありません。
ゆっくりお風呂に入ること、家でテレビやゲームを楽しむこと、漫画や本を読むなどの趣味も良いですね。
ランニングやテニスなどの運動や、楽器の演奏など、自分1人でもできる趣味であれば、全国どこにいっても続けやすいですね。
習い事も、オンラインでできるものにしておくと、引っ越しても続けることができます。
英会話などの語学習得なら安くて気軽にできるものがたくさんありますし、今や楽器や絵画のレッスンなんかもオンラインで受けられるものがあります。
たとえ海外赴任について行った場合でも、今はインターネットがありますので、日本のテレビを見る方法はありますし、電子書籍も充実しています。
親しい友人や家族とも、気軽にスカイプやLINEなどで、無料でビデオ電話をすることができます。
新しい土地で慣れないことが多い時期には、
できる限り今までと同じ生活を保つことが、ストレスと減らすポイントです。
ポイント3:実は単身赴任の方が離婚しない!?
一般的に、単身赴任の家庭は家族みんなで暮らしている家庭よりも離婚率が高くなるといわれています。
しかし、実は離れて暮らす夫婦の方が仲が良くなるという意見があります。
イヤイヤ行きたくない土地に無理してついて行くと、不満はどんどん貯まります。
ついつい夫にあたってしまったり、働いてくれている感謝の気持ちが薄れていき、冷たい態度になってしまう危険があります。
一緒にいる時間が長くなればいいほど、言う必要のない本音もぽろりと出てしまいがちです。
それよりも、単身赴任で頑張ってもらって、その分思いっきりねぎらってあげたほうが、夫も気持ちよくお仕事できるかもしれません。
会社によっては単身赴任の方は月に1回の帰省手当などもあるところがあります。
LINEやフェイスタイムで気軽に無料通話を楽しむこともできます。
私も夫が3か月間だけ単身赴任の期間がありましたが、その時期は夫の大変さが心配になり、応援したい気持ちが強かったです。
「早く会いたいな」と、まるで恋人だった時のような気分にもなりました。
夫がいないおかげで、家事もラクでしたしね。(笑)
もちろん単身赴任の方がいいかどうかはご夫婦の性格や考え方によって違います。
自分たちの場合はどうかを、じっくり考えてみると良いと思います。
単身赴任は家計がピンチになることも!?
自分たちのストレスを考えると、単身赴任がベストだと思ったとしても、家計のことも気を付けてくださいね。
単身赴任はそれぞれの拠点で生活費がかかるため、家計にとっては厳しくなりがちです。
会社の規定を確認し、どのくらい補助が出るか、どのくらいの頻度で帰省できそうかをしっかりと考えてみるとよいでしょう。
”夫婦喧嘩の7割は、お金の問題”と言われています。
せっかく単身赴任にしてもらって日々の生活が暮らし慣れたものを続けられたとしても、
お金が足りなくて今まで通りの生活ができなくなったら台無しです。
今時点の生活はなんとかなっても、子供の教育費や老後費用など、将来のために必要なお金をしっかり貯めることも大切です。
長い目で見て、貯金計画を立ててくださいね。