こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
転勤で引っ越した時、
郵便局に”郵便物の転居・転送サービス”をお願いする人がほとんどだと思います。
郵便局に転居・転送サービスを依頼すると、引っ越し前の旧住所から引っ越し後の新住所に郵便物を転送してくれます。
そして、その転送期限が1年間なので、引っ越しから1年経ったら郵便物を転送してくれないと思っている人が多いのですが・・・
実はこの転送サービスは、何度でも依頼することができるのです。
私は引っ越しをすると、必ず2回は転送依頼を出します。
私が2回は転送依頼を出すようになった理由である、
”1回しか出さなかった時の失敗談”をご紹介しますね。
郵便局の転居・転送サービスの依頼方法
まず、郵便局の郵便物転送サービスを利用する方法としては、2つ方法があります。
1.近くの郵便局の窓口に転居届を出す
2.インターネット上で転居届を出す
私のおすすめは、インターネット上で出すことです。
思い立った時にスマホでさくっと済ますことができます。
ものの5分で終わります。
いつ引っ越したなどの証明書を出す必要はありませんので、
引っ越してから1年経っても、2年経っても、10年経ってからでも出すことができます。
ちなみに、郵便局の郵便物転送サービスは国内での転送のみとなっているため、海外赴任で海外へ引っ越しても海外までは転送してくれません。
海外赴任をする場合には、国内にお住いの親族などに郵便物の転送受け取りをお願いしましょう。
インターネット上で転居届を出す場合にも、本人確認のために電話確認をする必要があるため、すでに海外に住んでいる場合には、国内にお住いの親族などに頼むと良いでしょう。
国内に頼れる親族がいない場合には、お金が係りますが海外への郵便物転送サービスを行っているところに依頼しましょう。
なぜ2回は転居届を出すのか!?私の失敗談
私はこの転居・転送サービスを依頼するため、郵便局に2回は転居届を出します。
なぜなら、
初めて引っ越した時に転居届を1回しか出さなかったために、
何年も旧住所に郵送物を送り続けてしまったからです。
私は、結婚してから初めて住んだ家から引っ越して1年、転送期限内できちんと住所変更をしたつもりでした。
しかし、夫の海外赴任で夫の実家へ郵送物を転送することになったのを機に、新婚当初の家からの転送サービスも出してみたところ、そしたらなんと、クレジットカードの明細書が一つ、新婚当時の家へ送られていたことが判明しました!
ほとんど使わないクレジットカードだったため、住所変更をし忘れたことに、何年も気づかなかったわけです。
他にも、新婚旅行で行った沖縄で利用したマンゴーの農家から1年に1度だけダイレクトメールが届き続けていたことが判明したり、ダイレクトメールの整理も不十分だったことに気づきました。
転居届を1度しか出さなかったために、旧住所の新住民に迷惑をかけ続けていたと思うと、とても申し訳ない気持ちになりました。
よく届く便物であればきちんと住所変更ができると思いますが、年に1度程度しか届かない郵送物だと1年間の転送期間中にもれなく住所変更するのは難しいです。
そのため、転居届は2回は出すことにして、ゆとりをもって住所変更をすることをおすすめします。
郵便局の転居・転送サービスの落とし穴
最後に、転居・転送サービスを出すときの注意点です。
転居・転送サービスはあくまで郵便局で扱っている郵送物を転送してくれるサービスです。
そのため、クロネコヤマトや佐川急便といった宅配業者の荷物は転送してくれません。
私は過去にAmazonに登録いている住所が引っ越し前であることに気づかず注文してしまい、(近くだったので)旧住所まで取りに行ったことがあります。
しかも、せっかく取りに行ったのに、旧住所の管理人の仕事が早くて荷物はすでに発送元へ送り返されていました。
急ぎの品だったから足を運んで取りに行ったのに・・・
クロネコヤマトの場合、クロネコヤマトのページで宅急便転居転送サービスを依頼することができますよ。
ただ、メール便は転送してくれないので、引っ越し前からメール便で送られてくるダイレクトメールなどがあれば、さっさとDM停止依頼を出しておくと良いですね。