こんにちは。海外赴任家庭のためのお金の専門家、はりかえあいです。
私が所属しているボランティア団体である「海外こころのヘルプデスク24時(海外に住む人が日本語で話すことができる無料の相談機関)」 の活動を紹介します。
1人でも多くの人に活動内容を知っていただき、こころの負担が軽くなるお手伝いができることを願っています。
ヘルプデスク2周年記念イベント 田口ランディさんご講演レポート!
海外こころのヘルプデスク24時の公式ブログ(こちら)にて紹介しています。以下はサイトからの引用です。
世界中のみなさまいかがお過ごしでしょうか。日本在住相談員Naokoです。
今日はヘルプデスク2周年記念イベント 田口ランディさんの講演をレポートさせていただきます!ランディさんのコアなファンの方々も集まり27名のご参加でした。
*このたびは、講演してくださった田口ランディさんのご厚意により講演費をご寄付いただきました!
時間をオーバーしてまで濃い〜内容をお話いただいたランディさん、本当にありがとうございました!!
テーマは「つながるチカラ、癒しのチカラ」
自粛を余儀なくされ、誰もが孤立しがちな今こそ、人とのつながりをパワーとし、癒しのカタチを探そう。と作家の田口ランディさんに自由にお話しいただきました。
もう朝からワクワクしましたね〜。
時間少し前にZoomが繋がって画面越しにランディさんとお会いした瞬間!
思わず画像offにしちゃって💦ドキドキドキ。。。(何やってんだ私、失礼しました)
一旦落ち着いて再度画像onにしたら、自然に話しかけてくださったんですよ(嬉)
「私は田舎に住んでるからあんまりコロナで生活が変わってないのよねー、人が少ないから(笑)ソーシャルディスタンスが普通なの」
ランディさんの気さくで隔たりのない雰囲気が伝わってきて、緊張がほぐれいっきにランディワールドへ引き込まれて講演がスタートしたのです。
ランディさんのオンライン経歴は20代からだそうで、
「名前も何も知らないほうが仲良くなれる。チャットで仲良くなれる自由さが良かった!」と。
ランディというのはその時のハンドル名だそうで、男性名なので安全面と自分は女性だから女性心理をわかっていてくどいたりしてみたのよー。なんておちゃめな一面も♪
その後インターネット時代に突入し、メルマガ第1号をつくって11万人を超え、本を書きませんか?と依頼が来て作家になったそうです。
そんな経緯から、コミュニティを作ることに根拠のない自信があったとおっしゃっていました。
ランディさんいわく、SNSやFB(顔本と言われてました)はネットの面白さがない。
知ってる相手と繋がってドキドキがなく窮屈さを感じていたところ、
コロナで新しいオンライン化が進み、ZOOMは使い方を自分たちで勝手にデザインできる可能性を感じているそうです。
コミュニティはニーズがあって集まるもので、入り口があって場所ができ、卒業していくほうが良く。同じ人たちがいつまでもダラダラ居たらピラミッド構造になってしまうことを危惧されており、
「出口がはっきりしているコミュニティが良いコミュニティ」
という言葉が印象的でした。
卒業というイニシエーションで、戻ってきてもいいから「お別れ、卒業」が人を成長させ長く続くコミュニティになるということでした。←ふんふんなるほど〜
この後、Zoom続きの生活がココロとカラダへ及ぼす影響から、
ランディさん流ストレスを自分の身体から放出させる方法をいくつか教えていただきました。
ココ、すっごく良い事聞きましたよ〜
ランディさん自身、作家というお仕事柄、書き言葉が自分自身に影響する、自分の身体へ戻ってくるという経験を学んできたため、自分を守るため保つために必要ということで、
毎日実行されていることは、
① 石のお灸(都会の人は石ころも拾えないですって、そういえばそうかも)
熱湯に10秒くぐらせた石を自分の冷えている場所に置いて温める(遠赤外線効果)
不安があると腎臓や肝臓が冷えるのでお勧めとのこと。
② 裸足で土の上や芝生を歩く(アーシング)
ヒトはZoomを通してでも相手のエネルギーを滞電してしまうので、脳が電気信号でパチパチ状態に。それを大地に放出すると電圧がさーっと下がっていく感じがするみたい。
③ アロマオイルを使う(ランディさんはオレンジが好み)
ローズマリーは万能で、記憶力を上げる効果があり、頭すっきり集中力を上げる効果もある
そうで、ランディさんはZoomをするときには、ローズマリーのオイルを嗅ぎながら脳の活性化
をさせて次の行動にすばやくうつれるように工夫されているとのこと。←メモメモ
オンラインは移動もないから、隙間なく次にうつれる反面、疲れが溜まるので、
ローズマリー効果は、切り替えが早くなる、気持ちが上がるなど助けになるとのことです。
④ 自分のメンタルケアを心がけている
Zoomでは相手の顔を見ながら自分の顔もずっとみているのですごくストレスになる。
今後サービス業など対人コミュニケーションの仕事が増えてくるが目に見えないストレスも
増えてくるだろう。
だから対物コミュニケーションが再注目され、農業などがさかんになってくるのではないか。
(石、大工、農業など)
癒しの本質はセルフケア、セルフマネージメントで自分のことを自分でケアすることが大切で、
傾聴などはゴミが溜まりやすいからお掃除をすること=セルフケアが大切。と
人間はほっておくと悪い方へ向かっていく、これは古来からの脳の働きのせいだから、
下がるのは当たり前、自己防衛本能だから、ちょっとだけ意識して上げておく!
これを習慣にいておくと良いですよ。とアドバイスしてくださいました。
これを聞いて、ランディさんは本当に優しい方だなと感じました。
これまできっとご自分も辛い経験をされてきたからこその、自分を守るセルフケア、そして自分のことを守れているからこそ他者の話が聴くことができる。他者のために行動ができるんだなと思いました。
ここでグループに分かれて、交流タイム〜
初めましての方もそれまでのランディさんのお話でぐっと距離感が近くなり、ランディさんと直接お話したりしてあっという間の交流タイム、その中で出たQ&Aですが。
ランディさんの子育ての話。
世の中にはいろんな子育て本があるけれど、、
親子の関係は抽象化できないし、一般化できない。
私と子供の関係は私だけのものであって、私と子供の学びになるから抽象化できないのよ。
全く共感です!
そして
ランディさんの娘さんの事例でランディさんが娘さんに言った言葉。
もうもうその通り!きっと私も同じことを言ったと思うので、
聞きながら密かに興奮&勝手に親近感。
今問題になっている黒人報道の件に関しても、殺された方が「胸が苦しい、息ができない」と言ってたことは、
集合的な無意識がここで噴出してきたし、コロナの息苦しさと関連しているなと思ったそうです。
今後は、情報を持っているかどうか、ITを使いこなせているかどうかの2極化されていくだろう。
例えばオンライン化が進んでいる私立とできていない公立の格差など。
オンラインで学ぶことができるようになると、学校へ行く必要があったの?!!
ということになる。オンラインとオフラインのバランスは大切だけれども、
教育格差がなくなると、社会システムが変わる。そして選挙や社会のことを知ることができる。
つまり子供たちに税金システムなど社会とリンクした教育、知識が共有できることが大切。
ランディさんは今後、新しい教育ネットワークを作っていきたい!
と熱く語っておられました。
あっという間の1時間30分を越えてのトークにまだまだ名残り惜しく
これからさらに熱く語りたい、お聞きしたい!
というところで、今回は終了となりました(泣)
ランディさん、ご参加のみなさま、本日はどうもありがとうございました。
ヘルプデスクでは、長く続く傾聴コミュニティを目指して、
入り口があって、場所になり、卒業していく。
その通過点としての在り方をこれからも考え続けていく所存です。
そこでお知らせの通り、6月より新たなサポートとして、
「オンラインぴあサポートグループ」という相互自助グループを立ち上げました!
6月のスケジュールも載っています。
長いレポートになってしまいましたが、、
最後までお読みいただきありがとうございました。