こんにちは。子育て家庭のためのお金の専門家 張替愛(はりかえあい)です。
育休から復帰するママにとって、「子どもの急病」は、復帰後の大きなハードルになる可能性があります。
私自身がかつて会社員だった頃、長男(当時1歳)を抱えて職場復帰した後に一番つらいと思ったのは「子どもが病気をしていたとき」でした・・・
子どもがどのくらい病気をするのかは子どもによって大きく異なり、アレルギー・喘息などがある場合には定期的に通院が必要になる子もいます。
ときには、会社を休んで対応しないといけない場面が避けられないことも・・・
そこで覚えておいていただきたいのが、育児・介護休業法によって定められた「子の看護休暇制度」です。
該当年齢の子どもがいる働くパパやママであれば、原則誰でも使える制度です。
この制度について、2021年1月の改正内容も含めた最新情報について、記事を書きましたので紹介します!
子の看護休暇の概要と使うときのポイント
掲載記事:ワーママ必見「子の看護休暇」とは?法改正で時間単位の取得も可能に!
掲載サイト:みらい女性倶楽部様
<記事内容>
■「子の看護休暇」とは?
■「時間単位」の取得ができる(2021年1月~)
■子の看護休暇を使うときの3つのチェックポイント
・ポイント1:自分は取得可能か
・ポイント2:有給か無給か
・ポイント3:取得申請の方法
■気持ちよく看護休暇を取得するためには?
子の看護休暇を使うことは自分だけでなく会社のためにもなる
この記事で伝えたかったことは、この一言に尽きます!
「子の看護休暇を使うことは
自分だけでなく
会社のためにもなる」
会社にとって、労働者1人を採用する費用って、とても高いんです!
最近では「バイトが決まったらボーナスがもらえる!」なんてこともありますよね?
あれって誰が出していると思います?
そう。「労働者を採用したいと思っている会社」です。
労働者を採用したい会社が、バイトのサイトに掲載料として支払っている費用はもっともっと高いということです。
このような「採用コスト」は大きく、上記の広告掲載費のほか、採用面談を行う社員の人件費などもかかることになります。
そのほかにも、仕事を覚えてもらうための先輩社員の人件費、「教育研修費」や、新人さん用にパソコンや名札、制服など、必要な「備品をそろえる費用」が追加でかかることもあります。
だから、会社にとっては、会社の業務に精通した社員(あなた)が長く働き続けることは、大きなメリットなのです。
子どもの病気は成長とともに減るもの!
そうはいっても、実際に職場復帰して頻繁に休暇を取らないといけない状況に陥れば、
「職場の人に迷惑をかけて申し訳ない…」
「みんな忙しいのに自分だけ休暇を取るのは気まずい…」
「仕事がスケジュール通り進めなくてイライラする」
「なぜ、忙しい時に限って急病が…」
「同僚の子どもは全然熱を出していないらしいのに…」
などと、
色々な思いに駆られると思います。
実際私も、もう消えてしまいたいというくらいの気持ちになってできるだけコソコソしたりと、職場の人に対して後ろめたい感情をなくすことができませんでした。
(職場で配られたお土産のお菓子とか、「私などが食べては申し訳ない…」と、職場では食べらなかったり…すごく小さいことですが。笑)
でも、
子どもが5歳、8歳となった今になって思うことなのですが、
子どもって、成長すると本当に病気をすることが減ります!!
月に1度は熱を出し、冬にはRSウイルスやインフル。夏には手足口病。肺炎で入院。卵アレルギー持ちで食べれるメニューが限られる…
などなど、ワーママにとっては対応するのがしんどかった長男でしたが、
8歳の今は、「熱が出るのは1年1度くらい?」といった元気さです!
もちろん、体の丈夫さには個人差が大きくあるでしょうが、成長とともに病気をしにくくなることは間違いないでしょう。
だから、もしつらいと思った時には、
「子どもの病気で苦しむのは今だけ!」
ということを自分に言い聞かせて励ましてあげて欲しいと思います。
ほんと、子どもの成長は早いものです。
一生懸命に毎日を過ごしていたら、すっかりたくましく成長しているものです。
だから、今回紹介した、子の看護休暇制度などもしっかり活用して、大変な時期を前向きに乗り切ってくださいね!