こんにちは!
すっかり寒くなり、子どもの急な発熱に苦しめられている
転勤族と女性の家計を応援するお金の専門家、張替愛です。
今日のテーマはこれです!
「ふるさと納税は、なぜお得なの?」
目次
◆ふるさと納税のお金の流れを図解化!
注目があつまっているふるさと納税ですが、
「ふるさと納税って、なぜお得なの?」
「仕組みが分かりにくい!」
と、疑問に思っているままの方も多いのではないでしょうか?
そこで、
お金の流れを分かり易いように図解化したのがこちらです!
詳しい説明は下記でご説明していきますね。
◆ふるさと納税の醍醐味は「特産品」や「名産品」
ふるさと納税とは、
地方自治体へ「寄付」をすることで
地域創生に参加できる制度のことをいいます!
自分の生まれ故郷だけでなく、
お世話になった地域や応援したい地方など、
好きな自治体に寄付金を贈ることができるのが特徴です。
寄付を行った自治体からは、寄付に対するお礼として、
その土地のお肉やお魚といった「特産品」や「名産品」が送られてくることが多いです。
◆ふるさと納税はなぜ「お得」なの?
しかし、
ふるさと納税は、なぜ「お得」と言われているのでしょうか?
それは、
「実質2,000円」の自己負担で
たくさんの特産品や名産品を受け取れることが多いからです!
例えば、10万円の寄付を行って、総額3万円相当の特産品の受け取った場合、
所得税や住民税が「10万円ー2000円=9万8000円」減額されることがあります。
2,000円の自己負担で、3万円相当の特産品が受け取れるとなったら、
かなり「お得!」と言われるのもわかるのではないでしょうか?
(注意)
自己負担が2000円ですむ寄付金額は、年収などによって変わります。
自分がいくら寄附するとお得なのか知りたい方は、ふるさと納税のシミュレーションサイトなどを利用しましょう!
◆「実質2,000円」のからくりは、所得税と住民税の減額!
この、「実質」2,000円というのがくせ者です。
ふるさと納税は、寄附金であるため、税金の優遇措置があり、
寄附した金額から自己負担額の2,000円を除いた金額を
「所得税」や「住民税」といった税金から控除できるのです。
そこでこの図の出番です!
お金や物の流れとしては、
①寄附を行う
②特産品を受け取る
③所得税が還付される
④翌年は安くなった住民税を支払う
となります。
◆ふるさと納税の落とし穴!家計管理の注意点
この最後の
④翌年は安くなった住民税を支払う
というのが、一番のくせ者です。
ふるさと納税は住民税の控除が大きく、
寄附した金額のほとんどはこの
「翌年6月から払う1年間の住民税が安くなる」で、「お得」になります。
でも、
家計管理している主婦の感覚としては、
「なんか手取りが増えた気がする♪」
「ラッキー、家計にゆとりが出た!」(→使っちゃおう)
と、なりがちなのです!!!!
でも実際は、その増えた分は
昨年「寄附」した金額が返ってきているだけなのです!
ふるさと納税が原因で、
「なぜか貯金が増えない!?」とならないように、
どうぞお気をつけてくださいね!