こんにちは。海外赴任家庭のためのお金の専門家、はりかえあい(自己紹介はこちら)です。
子連れで海外赴任となると、「予防接種」や「子供の転校」など、やることが山積みです。
その中でも今日は、海外(英語圏)で子供を入学させるために必要となる”英語の予防接種記録”について、どうすれば安く手に入れられるかをご紹介します。
目次
海外で子供を学校に入学させるには英語の予防接種記録が必要
海外赴任先が英語圏の場合、お子様を学校に入学させるためには予防接種の記録の英訳が必要になってきます。
ご自身で英訳しただけだと信頼度が低く、下手をすると同じ予防接種をもう一度受けさせられてしまうかもしれません。
それなので、できる限り医師の署名の入った英語の予防接種記録証を準備しましょう。
母子手帳の英訳は民間企業などに依頼すれば作成してもらうことができます。
期間としては1週間からひと月くらいかかることもあるようです。金額的には一通あたり5,000円から8,000円ほどするのが相場です。子どもが福複数人いたらこれだけで1~2万円かかることになりますね。
保健センターや自分で英訳して安く済ませる方法も
「もっと安くすませたい!」という方のために、別の方法をご紹介しますね。
私が住んでいた自治体の保健センターでは、予防接種の摂取記録部分だけであればたった1通300円でやってくれました。
特別な病気がない限り、母子手帳の英訳がなくても予防接種の記録の英訳だけあれば大丈夫です。保健センターで安くすませられると嬉しいですよね。
住んでいる地域によって値段やサービス内容は異なりますので、まずはお電話で問い合わせてみることをおすすめします。
「時間がない」「お金をかけたくない」そんな時は・・・
主治医の先生に相談してご自身で英訳したものにサインしてもらうという方法もあります。
これなら無料でできますので、英語に自信がある方はご自身でされるとよいですね。
専門機関や保健センターにお願いする場合にも、1週間くらいは母子手帳を預ける必要があります。
海外赴任が言い渡されてから実際に出国するまでの期間が短く、気が付いたら出国間際!?という方でも、近くのかかりつけ医にサインにお願いに行く時間くらいなら取れるのではないでしょうか。
海外への引っ越しは何かと出費がかさみますから、抑えられる出費は抑えておきたいですよね。
アメリカで英語の予防接種記録は大活躍
自治体の保健センターで予防接種の英訳をしてもらってアメリカテキサス州へ渡った私がどうだったか、という話をしますね。
結論から言うと、予防接種の英訳だけで問題ありませんでした。
息子が保育園に入る時に予防接種の記録を提出するように言われ、保健センターで作成してもらった英語の予防接種記録を出しました。
かかりつけ医を探した時にも予防接種の記録を提出し、無駄に予防接種を受けさせられることはありませんでした。
ちなみに、娘の予防接種をするときに母子手帳への記録をお願いしてみましたが、アメリカの医者は母子手帳への記入に慣れていないらしく、摂取した日付を書き間違えたり、受けたはずの予防接種を記入していなかったりということがありました。
結局、母子手帳は備忘録のために自分で予防接種を受けた種類と日付を記入しました。
母子手帳の英訳をした方が良いか悩む方もいると思いますが、それまでに大きな病気などがなければなくても大丈夫だと思います。
わたしの息子は卵アレルギーがありましたが、(自分では不安だったので夫に)英語できちんと伝えたので問題ありませんでした。