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最終更新日 2017-08-30 タグ:保険, 海外赴任, 海外赴任準備

【海外赴任の準備】日本で契約した生命保険や医療保険はどうなるの?

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こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの張替愛です。

 

海外へ引っ越した場合、日本で契約した生命保険や医療保険がどうなるかご存知ですか?

 

海外赴任が決まると引っ越しなどで忙しく、生命保険のことまで頭が回る方は多くはないかもしれません。

 

しかし、無駄な保険料を払い続けることとなったらもったいありません。

 

海外赴任の可能性が出てきたら、

 

お時間のあるうちに、

ご自身の生命保険や医療保険がどうなのかを確認してみてくださいね。

 

 

目次

  • 1 生命保険や医療保険は、海外でも使える保険がほとんど
  • 2
  • 3 解約を検討するケース①:日本国内の住所・銀行口座が用意できない場合
  • 4 解約を検討するケース②:日本に帰ってくる予定がない場合
  • 5
  • 6 海外での医療保険の保険金請求
  • 7
  • 8 解約の際は慎重に
  • 9
  • 10 1.健康状態
  • 11
  • 12 2.年齢
  • 13
  • 14 3.貯蓄型の保険
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生命保険や医療保険は、海外でも使える保険がほとんど


 

日本で契約した生命保険や医療保険は、海外赴任した場合にどうなってしまうのでしょうか。

 

多くの場合、海外にいる間に亡くなってしまった場合や入院した場合にも、保険金はもらえます。

 

保険商品や補償内容によっては海外では使えないこともありますので、保険のパンフレットや約款に記載されているはずですので、契約している保険の資料を確認してみてください。

 

ご自身で資料を見つけるのが大変であれば、契約している保険の代理店さんかコールセンターへ連絡してください。

海外赴任する場合に必要となる住所変更などの手続きについても合わせて確認できると思います。

 

ほとんどの場合は海外に居ても適応されるので、ひと安心ですね。

 

海外へ赴任する期間が決まっている海外赴任であれば、生命保険や医療保険は、基本的には契約を続けていても無駄にはならなそうですね。

 

解約を検討するケース①:日本国内の住所・銀行口座が用意できない場合


 

多くの保険会社では、

海外赴任する際にも、日本国内の住所を提出しておく必要があります。

 

生命保険料控除など、保険に関する大切な書類を送るときや、保険金の代理請求のときなどに使用されます。

 

私は複数の保険会社に海外赴任する際の手続きについて確認してみましたが、すべて会社から、国内の住所を提出する必要があると言われました。

 

この時提出する住所は、親でも親戚でも兄弟でも、ただのお友達でも、信頼できる方なら大丈夫です。

 

頼める人がいない場合には、郵送物の代理受け取りをしてくれるサービスを利用すると良いかもしれませんね。

 

 

また、保険金を請求する場合には、日本にいる人に代理請求人となってもらったり、日本の銀行口座を用意する必要があります。

 

せっかく保険に入っていても、保険金が受け取れなければ、保険に入っていた意味がなくなってしまいますよね。

 

そのため、日本国内の住所や銀行口座を用意できない場合には、生命保険や医療保険の契約を続けることは、難しくなってきます。

 

 

解約を検討するケース②:日本に帰ってくる予定がない場合


 

なかには、日本に帰ってくる予定が決まっていない方もいると思います。

 

多くの海外赴任は、いろいろな法律の関係もあって、最大でも5年の予定とされていると思いますが、それよりも長い期間海外にいることが明らかな場合には、生命保険や医療保険の契約を続けるのは拒否されてしまう可能性があります。

 

日本で販売されている保険は、基本的には国内に住んでいる方向けの保険なのです。

 

国際結婚や海外移住など、海外にずっと住む予定となった場合には、解約もご検討してみると良いかもしれません。

そこまで長期間の滞在予定であれば、現地の保険に加入することができると思います。

国によっては、日本よりも保険料が安くなることもあります。

 

ただし、

 

「持病があって新しい保険に入れない」
「若いころに入ってた保険なので保険料が安い」
「貯蓄性のある保険なので、解約してしまったら損してしまう」

 

といったこともありますので、解約の前にはよく考えてくださいね。

 

 

海外での医療保険の保険金請求


 

海外赴任中でも、日本で契約した生命保険や医療保険が使えるのは便利だと思います。

 

しかし、もしも保険のお世話になることになった場合には、

日本に住んで居る場合に比べて、手間が増えることは覚悟してください。

 

生命保険は、亡くなったことが証明できれば大丈夫なので、さほど大変ではないと思います。

 

しかし、入院やがんになった時に保険金がもらえる、医療保険やがん保険は手続きが大変だと想像できます。

 

実は、保険金をもらうためには「保険会社が指定する診断書」を必要とすることが多いです。

日本で入院する際には診断書を書いてもらうのは大した手間ではありませんが、海外ではどうでしょうか。

 

英語圏であれば、保険会社も対応してくれるかもしれませんが、ほかの言語の診断書を受け付けてくれるとは期待できません。

診断書を書いてもらうのにもお金がかかりますし(日本の場合3,000円くらい)、診断書の原本を日本へ送る必要もあるので、受け取れる保険金が多くなければ、請求自体をあきらめたくなるかもしれませんね。

 

また、保険会社によっては、海外の病院で入院した場合の保険金支払いについて、条件を付けていることもあります。

 

できれば、契約している医療保険については、海外で保険金を受け取る場合の手続きについても確認しておくと安心ですね。

 

解約の際は慎重に


 

海外赴任をするにあたって、「無駄な保険料を払いたくないので解約しよう」と思った方は、解約手続きをする前にいくつかご確認ください。

1.健康状態


 

生命保険や医療保険は、健康な状態の時にしか契約することができません。

 

入院経験や持病があると、新しい保険に入りたくても、断られてしまうことがあるのです。

病歴の報告は「告知」と言って、結構厳しいです。

 

自分では軽い病気だと思っても、契約を断られたり保険金の支払い条件に制限がかけられることがあります。

 

そのため、”健康状態によっては、新しい保険に入ることができない”と、覚悟したうえで解約手続きを行ってください。

 

2.年齢


 

生命保険や医療保険は、契約したときの年齢が若ければ若いほど、保険料が安いです。

 

”数年間の保険料を節約するためと思って保険を解約しても、その後、年齢があがってから保険に入りなおしたら保険料が高くなっていて、結局支払う総額は高くなってしまった。”

という可能性もあります。

 

3.貯蓄型の保険


 

生命保険や医療保険の中には、満期を迎えると満期保険金を受け取れる保険があります。

 

こういった貯蓄型の保険は、満期を迎える前に解約してしまうと、大きく損をしてしまう商品が多いです。

 

補償を減額したり払い済みとすることで、それ以降の保険料の支払いを節約できる可能性があります。

 

 

このように、無駄な保険料に見えても、契約を続けたほうがお得なことがあります。

 

解約を考えている場合には、よく考えてから行ってくださいね。

 


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この記事を書いた人

FP相談 FP紹介

FP事務所マネセラ代表 張替 愛(はりかえ あい)
保険や金融商品を販売せずに家計・資産運用の相談を行うお金の専門家(FP)。
大学で心理学を学んだ後、国内損害保険会社に勤務。夫のアメリカ転勤を機に退職。自身が経験した悩みとその解決策を人ために活かすため、2017年に開業。
専門分野は、ライフプラン設計(教育費・住宅購入・老後資金)・家計改善・資産運用の始め方・ママのキャリア・海外赴任準備など。個人向け相談を年間100件近く行うと同時に、コラム執筆や監修、取材協力、オンラインマネー講座などの実績も累計200件以上。2児(小学生)の母でもある。(自己紹介・実績の詳細はこちら)

 

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代表 張替 愛(はりかえ あい)

張替愛プロフィール(ai harikae profile)2児の母でもある保険や金融商品を販売しないお金の専門家(FP)。海外赴任帯同による退職を経て仕事とお金のことで悩んだ経験から、海外赴任準備・教育費・資産運用・住宅購入・ママのキャリアなど、相談者の気持ちに寄り添ってひとつひとつの家庭に合った最善策を見つけるお手伝いをしています。(対応業務:個人相談・執筆・監修・講師・取材協力など)

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