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最終更新日 2017-04-27 タグ:マイホーム, 単身赴任, 節税, 転勤族

【転勤族】住宅ローン控除のためには単身赴任の方がお得?

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こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの張替愛です。

 

念願のマイホームを手に入れて幸せいっぱい。

 

そんな矢先に、容赦なく辞令が出される。

などという悲劇が、転勤族ならけっして少なくないでしょう。

 

予想はしていたとしても、いざ辞令が出ると、

 

単身赴任にするのか、家族みんなで行くのか

 

悩まれるのではないでしょうか。

 

今日は、単身赴任した時に出てくるお金の疑問のひとつである、

住宅ローン減税についてご紹介しますね。

 

目次

  • 1
  • 2 転勤で住宅ローン減税はどうなるの?
  • 3 住宅ローン減税が使えないと、いくら損するの?
  • 4
  • 5 住宅ローン減税は、あくまでも”減税”
  • 6
  • 7 単身赴任するかどうかは家計と家族とよく相談して
  • 8 関連記事

転勤で住宅ローン減税はどうなるの?


 

住宅ローン減税の扱いは、マイホームに家族が住んで居るかどうかで変わります。

 

家族みんなで転勤先に引っ越してしまうと、住宅ローン減税は使えなくなってしまいます。

旦那さんが単身赴任をした場合には、住宅ローン減税はそのまま使えます。

 

※国内転勤でご家族がマイホームに住み続ける場合。旦那様の住民票を転勤先に移しても問題なし。

 

 

「みんなで引っ越すと住宅ローン減税も使えないなんてもったいないなぁ。」

そんなふうに考える方もいるでしょう。

 

 

住宅ローン減税が使えないと、いくら損するの?


 

住宅ローン減税が使えなくなるといっても、

実際にはいくら負担が増えるのか、わかりますか?

 

具体的な数字を出してみますね。

 

住宅ローン減税とは、年末の住宅ローン残高の1%の金額分の所得税と住民税がかえってくる制度です。

 

もしも4,000万円分のローンが残っていれば、40万円税負担が減ります。

ローン残高が3,000万円ならば、30万円です。

 

もしも1年間で40万円も損してしまうならば、

たしかに無視できない金額ですよね。

 

住宅ローン減税は、あくまでも”減税”


 

でも、あなたのご家庭では、

本当に何十万円も住宅ローン減税の効果が出ていますか?

 

まず大前提として、

住宅ローンの残高が大きくないと効果は大きくなりません。

 

SUUMOの調査によると、年収500万円台のファミリーが家を買うときの住宅ローンの平均金額は3,000万円程です。

 

もしもマイホームを買った年のローン残高が3,000万円あったとしても、年数が経つにつれてローン残高は減っていきます。

 

そして、

住宅ローン減税は、あくまでも減税です。

 

もともと支払っている税金が少ない場合には、

節税効果が十分に発揮できていない可能性があります。

 

例えば、年収500万円のサラリーマンの場合、所得税は約3万~15万、住民税は約15万円~24万円です。

扶養人数によって大きく異なります。

 

そして、住宅ローン減税は、住民税からは最大136,500円しか控除されないという決まりがあります。

 

年収500万円で専業主婦と3人のお子様を持つサラリーマン家庭の場合には、約17万円程しか税金を支払っていないので、たとえローン残高が4,000万円残っていたとしても、17万円程しか節税効果がないのです。

 

単身赴任するかどうかは家計と家族とよく相談して


 

単身赴任するかどうか決めるのに、

お金のことはとても大切です。

 

単身赴任したほうが家計にとって良いのか、良くないのか、

何となく思い描いていたイメージだけで決めてしまうのは危険です。

 

自分のご家庭の場合は家計がどうなのか、

きちんと確認してみてくださいね。

 

また、お金のこと以上に、ご家族の意見を尊重することも大切です。

 

『子供のためにマイホームに住んでいたい』
『みんなで転勤先へ引っ越したい』

などなど。

 

ご家庭の数だけ、幸せな暮らしの形があります。

 

ご家族でよく話し合って、一番良いと思う暮らし方を選んでくださいね。

〇家計の悩みをなんでもまるごとご相談できます。(対面/電話/オンライン面談)

 

この記事を書いた人

FP相談 FP紹介

FP事務所マネセラ代表 張替 愛(はりかえ あい)
保険や金融商品を販売せずに家計・資産運用の相談を行うお金の専門家(FP)。
大学で心理学を学んだ後、国内損害保険会社に勤務。夫のアメリカ転勤を機に退職。自身が経験した悩みとその解決策を人ために活かすため、2017年に開業。
専門分野は、ライフプラン設計(教育費・住宅購入・老後資金)・家計改善・資産運用の始め方・ママのキャリア・海外赴任準備など。個人向け相談を年間100件近く行うと同時に、コラム執筆や監修、取材協力、オンラインマネー講座などの実績も累計200件以上。2児(小学生)の母でもある。(自己紹介・実績の詳細はこちら)

 

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張替愛プロフィール(ai harikae profile)2児の母でもある保険や金融商品を販売しないお金の専門家(FP)。海外赴任帯同による退職を経て仕事とお金のことで悩んだ経験から、海外赴任準備・教育費・資産運用・住宅購入・ママのキャリアなど、相談者の気持ちに寄り添ってひとつひとつの家庭に合った最善策を見つけるお手伝いをしています。(対応業務:個人相談・執筆・監修・講師・取材協力など)

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