こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
転勤時には引っ越し費用や新しい家具代、子供の転校など、様々なところでお金がかかります。
しかし、転勤支度金の値段は会社によってさまざま。
そうなると、
「自分の会社は多いのかな?少ないのかな?」
というところが気になりますよね?
キャリアパーク!の記事に”転勤支度金の相場”が書かれていましたので、ご紹介しますね。
目次
転勤先までの赴任旅費は実費+日当や宿泊滞在費
新しい赴任地に行くためには、
当然、本人や家族が赴任地へ移動するまでの交通費がかかります。
交通費は実費で支払われますが、赴任地が遠い場合には、移動にかかる時間分の日当や宿泊滞在費が出ます。
どんな条件の時に日当や宿泊滞在費が出るかは会社によって違いますので確認してみてくださいね。
ただし、新しく住む家を決めるために現地に下見に行くときの交通費は出ないと思った方が良いです。
宿泊滞在費も、住む家をゆっくり探せるほどの日数を出してくれるとは期待しないでください。
インターネットで物件情報を探して、仮申し込みなどを行っておくといいですね。
我が家も夫がアメリカに赴任した時には、現地へ行く前に家を決めていました。
宿泊滞在費は会社規定では最大1週間ほど出ると書いてありましたが、人事部から「必要最低限にしてください」と言われ、たった2日しかホテルを取ることができませんでした。
事前に申し込みを入れていた物件が「本契約する前に他の人に借りられてしまったらどうしよう」と、ほんとうにドキドキしました。
赴任手当は4人家族の一般社員で23万円が相場
会社から自由に使ってよいと渡される、ボーナスみなたいな手当が赴任手当です。
赴任手当は、役職や家族構成によって変わります。
奥さんと子供2人の一般社員の相場は約23万円です。
同じ家族構成で、課長クラスの社員になると26万円、部長クラスになると28万円が相場となります。
独身者や単身赴任者の場合には、この金額の半額くらいになります。
こちらの赴任手当は、転勤時の家計にとって重要な臨時収入になります。
というのも、転勤時にはびっくりするほど支出が増えがちなのです。
我が家の場合、夫がアメリカに赴任したときには3か月で270万円も使ってしまいました。
(主な出費は全額自腹で車を買ったことでした。)
転勤時にかかるお金について紹介している記事もあるので、宜しければご覧くださいね♪
◆参考記事:【転勤族】転勤族にかかるお金(1)引っ越し編
◆参考記事:【転勤族】転勤族にかかるお金(2)生活編
単身赴任の手当相場は、転勤支度金10万円+単身赴任手当5万円/毎月
単身赴任の場合は上記でご紹介した赴任手当が少なくなりますが、その代わりに転勤支度金が支払われることが多いです。
というのも、単身赴任の場合には、新しく単身用の家電を買う必要があるなどして出費がかさみがちだからです。
こちらの転勤支度金の相場は約10万円です。
また、単身赴任になることで二重生活で生活費がかかりがちなことから、単身赴任手当として毎月約5万円の補助が出るのが相場です。
帰省費用を補助してくれる会社もあり、月に1回や2回、海外の場合は年に1回などの旅費を出してくれることがあります。
家賃補助がある会社も多いです。
大体、家賃の70%程度が会社負担となるのが相場です。
転勤が多く、住宅補助が充実している会社にお勤めの場合、「マイホームは買うと損だ!」と思う方もいると思います。
自分の転勤支度金がいくらなのかは、会社規定で確認を
いかがでしたか?
こちらはあくまでも相場なので、実際に自分の会社の手当がどうなっているのかは会社規定を確認してみてくださいね。
特に、これからマイホームを購入して単身赴任をする予定の方は、単身赴任時にも住宅ローンを無理なく返せるかどうかが心配になります。
転勤の可能性があるご家庭は、マイホームを買う前に、
マイホームを買った後の家計をシミュレーションをしてみてくださいね♪