こんにちは。子育て家庭のためのお金の専門家 はりかえあいです。
新型コロナによる感染防止対策の1つとして、「現金での会計を避ける」という方法を取っている人が少なくないようです。
現金以外の決済方法と言えば、クレジットカードやデビットカード、電子マネーやスマホ決済などがありますね。
慣れると便利なキャッシュレス決済ですが、使っている実感を感じにくいので「ついつい使い過ぎてしまう!!」という人も少なくないのではないでしょうか。
そこで、キャッシュレス決済でも使い過ぎないようにする方法についての記事を書きましたので、掲載された記事を紹介します。
目次
記事掲載:キャッシュレス決済の使い過ぎを防ごう
掲載記事:「キャッシュレス決済は「いくら使ったか分からず不安」、使いすぎを防ぐ5つのポイント」
掲載サイト:マネープラス様(運営:マネーフォワード様)
<記事内容>
・決済方法は必要最低限に絞ろう
・利用額をすぐに把握できるようにする
・決済のタイミングを統一する
・「自由に使えるお金」の予算を決める
・予算を超えるときは上限を設定しよう
キャッシュレス決済で家計をシンプルに!
実は私は、現金はほとんど使いません。
キャッシュレス決済大好き人間です。
銀行のATMに行くのはせいぜい年に3回くらいでしょう。
記事内でも紹介している通り、決済されてお金がなくなるタイミングは、できるだけそろえると家計が分かりやすくなります。
そのため、私の場合はできるだけ全部が「後払い」になるようにしています。
具体的には、クレジットカードとPASMOを中心にお買い物をしています。
PASMOはクレジットカードを紐づけてオートチャージにしているので、実質的には支払いをすべてクレジットカード払いになるようにまとめているわけです。
クレジットカード払いは家計管理が簡単
クレジットカード払いは、一歩間違えると最も「使い過ぎ」をしやすい決済方法です。
しかし、あえてクレジットカード払いにまとめ、それを「家計簿アプリ」に自動連係させることで、家計管理が簡単になるようにしています。
家計簿アプリにはいくつか種類がありますが、私が使っているのはクレジットカードや銀行の利用明細を自動で取得してくれるタイプのものです。
クレジットカードを利用してから、1週間くらいで自動で利用明細が家計簿アプリ上に載ってきます。(即時反映されないのはちょっと不便なところです。)
週に1度か2度くらい家計簿アプリを開いて必要に応じて支出を食費などの費目ごとを分類しています。(大体は自動で正しい項目に分類されています。)
そうすると、
「今月はどのくらい使ったのかな?」
「予算は超えていないかな?」
ということを、大した手間をかけなくても確認することができるのです。
大きな予算オーバーが防げる
キャッシュレス決済を利用した家計管理では、100円や1,000円単位といった細かい予算設定を守ることは難しいと思います。
しかし、家計簿アプリを使用することで、5,000円や1万円単位での予算管理はそう難しくないと思います。
なかでも私が家計簿アプリで気に入っている良いところは、「費目ごとに1年間を通したひと月間の平均支出金額」が出ることです。
食費でもレジャー費でも被服費でも、それぞれ毎月の予算は決めていますが、毎月きっちりそれを守るのはとても困難です。
そのため、私は「直近1年間のひと月の支出平均額が、予算内であればOK」としています。
まとめ:私の家計管理のやり方
まとめると、私はこのような順番で家計を管理しています。
<FPである私の家計管理のやり方> 1:費目(食費やその他雑費など)ごとに予算を設定する(「収入-必要な貯蓄額」を出して予算設定をする) 2:クレジットカード払いを中心に支出をすべて家計簿アプリに記録する 3:家計簿アプリで予算内におさまっているか確認する 4:予算を超えていたら、その月か次の月で調整する 5:予算内におさまらない月が続いたら、予算を見直したり調整したりする |
もしも予算を超えてしまった時は…
我が家の場合は「旅行代・レジャー費・外食費」で調整しています。
つまり、ほかの支出がオーバーしてたら、週末の外食を中止にしたり、旅行先を買えたり、レジャーに行く日を減らすことで調整しているわけです。
なぜ私がここで調整するのかというと、旅行代やレジャー費、外食費を1万円削るのは、1日か2日あれば終わるからです。
食費や日用品費を1万円削るのは何日もかかって気を使い続けることで疲れるので、やらないのです。
コツコツ節約するのが苦手なんですよねー。笑
もちろん、楽しみである旅行やレジャーの予算を削るのは避けたい事態です。
そのため、予算をオーバーしないように「必要以上の物を買わない!!」ということは日々心がけています。
(でも、疲れているときはできないこともあるんです!人間ですから!)
何にお金を使いたいかは人によって違う
もしかしたら「お金の専門家のくせに、結構アバウトな家計管理なのね!」と思うかもしれません。
もちろん、きっちり家計管理しているFPさんも多くいると思います。しかし、どのFPさんでもおそらく、
「必要な貯金ができるなら、好きに使っていいのよ!」
と言ってくれるでしょう。
私が今アバウトな家計管理でも大丈夫になったのは、必要な貯金がいくらなのか長い目でライフプランを立てて計画し、自分なりに削れるところを決めて実行できるようになったからです。
どのような家計管理がやりやすいのかは、人によっても異なります。
それなので、みなさんも、自分の将来の夢や、自分の性格、家計状況に合った家計管理(=予算管理)のやり方を見つけ出してくださいね。
1人では整理できないという人は、<まるごと家計相談>でいつでもお待ちしています♪
私の家計管理方法も、一例としてご参考にしていただければ幸いです。