こんにちは。海外赴任家庭のためのお金の専門家 張替愛(はりかえあい)です。
春は転勤の季節!海外赴任中のご家庭のなかでも、本帰国の辞令が出ている家庭がちらほらいることと思います。
そこで、注目していただきたいのが、「本帰国後の家計」です。
海外赴任中は手当などで収入が増えたり、会社からの補助で住協費や教育費、税金がかからなかったり…。
海外赴任中はお金に恵まれた家庭も多かったはずですが、本帰国すればとたんに、その恩恵達はなくなります。
「もしかしたらやばいかも…」と思ったら、本帰国を待たずに家計のことを考えておきましょう!
記事掲載:海外赴任・本帰国の収入減に備えるポイント
みらい女性倶楽部さまにて、記事を掲載いただきましたので、ご紹介します。
掲載記事:海外赴任からの本帰国は収入激減!? 家計を見直すポイントは?
掲載サイト:みらい女性倶楽部様
<記事内容>
■海外赴任からの本帰国で家計が苦しくなるケースは?
■帰国前に「帰国後の収入と支出」を予想しよう
■帰国直後の支出は別物!支度金をチェックしよう
■生活が落ち着いた後の家計の見直しポイントは?
賃貸はの人は「住居費」がめちゃ大事!
この記事でも、特にお伝えしたかったのは、賃貸派の人は「住居費」に注目して!ということです。
住居費は、ずっとかかり続けるものですが、簡単には変えられない支出のひとつです。
帰国してから「思ったよりきつかった!」とならないように、予算をしっかり決めておいてくださいね。
予算の目安は、手取り収入の3割まで!
子どもがいる家庭の場合、一度居住地を決めると、「転校しにくい」「環境を変えたくない」など、できる限りその地域に住み続けることになりがちです。
家計に無理のない予算に抑えつつ、インターネットで住み心地などの情報も集めて、本帰国の生活を充実させましょう!
私がやった「保活」「補助金」チェック
私自身が私自身が海外赴任から帰国をしたときは、まず「夫の会社から職場までの距離」「実家からの距離」「予算」を中心に住む場所を決めました。
すると、候補として2~3駅に絞られました。
しかし、そこはちょうど品川区と目黒区と大田区の3つの区が隣接する地域…
本帰国後はすぐ仕事を始めたかった私にとって、大切だったのは「子ども達の預け場所」!そのため、次の2つにも注目して場所探しをしました。
・働くために、2歳と5歳の2人を預けられる
まずは必ず幼稚園に入れたい長男の状況確認!「延長保育があるか(長期休暇も)」「お弁の有無」などを中心に、候補を10個以上あげておきました。
そして、2歳の長女の保育園。長男の0歳児に保育園を探したときの経験から、保活は相当難航するだろうと思っていましたが、意外と大丈夫でした。
当時新設園がばんばん建っていた地域は、2歳児なら、空きが割とたくさんあったのです!
・ついでに補助金もチェック
23区は意外と区によって、子育て支援の手厚さが違います。そこで、候補の3区について、幼稚園児や保育園児への補助金状況も調べておきました。
当時(2017年)、幼稚園の無償化も始まっていなかったので、区によって幼稚園時期に出る補助金は大きく差がありました。
なかでも気になったのは「幼稚園の入園料の補助金」。補助が出る上限額が、たしか8万円~12万円までと、区にとって違いました。
幼稚園は、入園時に入園代のほか、制服代もかかるため、結構支出が多いんですよね。補助金でカバーできるのは本当にありがたかったです。
このように、子どもの夜泣きをかいくぐって頑張って調べた情報をもとに、本帰国後は品川区に住むと決めたのでした~(^^)
品川区は子育て支援が充実しているんです!すご~く個人的な意見ですが、みなさんにもおすすめですよ♡
反省点:幼稚園は意外と空いていなかった…
最後に、ご参考までにひとつ紹介します。
当時5歳の長男の幼稚園は、帰国前から候補は上げていたものの、実際に帰国してから空き状況を確認すると、半分以上が「空き無し」で、入れなかったことです!
ママ友の「帰国子女だって聞いたら、きっとすぐ入れてもらえるよ~」という言葉をうのみにしていた私は大ショック!
しかも、6月に本帰国したというのに、「じゃあ、9月からの入園ですね」という幼稚園だらけ!
いやいや。すぐ働きたいんだよ、私は。
そこで、たったひとつだけ、「夏休みの預かり保育からぜひ来てみてください。」と、優しく言ってくれた幼稚園に決めたのでした。
そこは、働くママが多い、延長保育が充実した幼稚園。
ちょっと家から距離があったのが難点(雨の日でもカッパを着て自転車で送迎してたのでちょっと大変な1年半でした。)でしたが、
日本語の習得が遅れた息子にも親身に接していただき、最終的には素晴らしい幼稚園に入れて、万々歳でした♪
子どもがいる家庭にとって、本帰国時は家計も環境も大きく変わり、ママは大忙し!
家計のことで困ったら、おひとりで悩まず、いつでも家計相談に来てくださいね♪