こんにちは。子育て家庭のお金の専門家 張替愛(はりかえあい)です。
「なぜかお金が貯まらない」
「お金の使いすぎているかも?」
そんなときに有効なのが、家計簿をつけることです。
どんなことにお金を使っているのか「見える化」することで、自分のムダ遣いポイントを探しやすくなります。
しかし、支出の記録は家族が多いと負担も大きく、続けるのが難しいもの。
そこで活用していただきたいのが、「家計簿アプリ」です。
おすすめの家計簿アプリについて紹介した記事を書きましたので紹介します。
人気のおすすめ家計簿アプリの特徴を比較!
掲載記事:かしこい貯金は家計管理から!人気の家計簿アプリはコレ!
掲載サイト:マネ男とマネ娘さま
<記事内容>
■ 家計簿アプリでできること、こんな人におすすめ!
・金融サービスのデータから自動的に家計簿を作成
・レシート撮影で現金支出が登録できる
・時短でできるので忙しい共働き家庭や収支明細が多いファミリー家庭に最適
■ 初心者も使いやすい!3大家計簿アプリの紹介とメリットデメリット
・マネーフォワードME
・家計簿Zaim
・Moneytree
■ 家計簿をつけることで家計が改善できるケース
・毎月かかる固定費が高い
・銀行間の送金が多く、手数料が高い
・色々なポイントを貯めていて、よく失効している
・資産運用の運用状況を把握できていない
家計簿アプリを使うときのコツ
最初に抑えておいて欲しいのは、
家計簿アプリには主に2つの活用法に分かれているということです。
<家計簿アプリの主な役割>
・家計のやりくり
・資産状況の把握や計画
もしも「お金の使いすぎを辞めたい」「いくらお金を使っているか把握したい」ということであれば、家計のやりくりに注力すると良いでしょう。
もしも「お金が貯まっているか分からない」「家計をやりくりするやる気が出ない」というときには、資産状況の把握や計画をしっかり行うと効果的です。
目的がはっきりしないまま使い始めても、
「なんだか大変だな…」と、続きません。
そのため、まずは自分が何のために家計簿アプリを使うか、家計のやりくりなのか、資産状況の把握や計画が目的なのかを意識することが大事なのです。
(もちろん、両方意識してもOKです。)
家計のやりくりの2ステップ
家計簿アプリは完璧に使いこなすのではなく、無理なくできる範囲で、ある程度できることを目指して始めるのがおすすめです。
次に、ステップ1とステップ2を紹介しています。
ステップ1だけ取り組む形でも効果はあります。
「無理して続かない」よりも、「ストレス小さく継続して取り組む」ほうが大切です。
ステップ1:収支の把握 ・日々の収支を登録することで、日々どんな収入やどんな支出があるのかを把握する ・定期的に支出の明細を見返すことで、自分のムダ使いポイントを見つける |
家計のやりくりが目的なら、まずはここができることを目指すと良いでしょう。
週に1回や月に1回など、家計簿アプリで定期的に支出の明細を眺めながら、「ここはムダ使いだったかも」というところを見つけてみましょう。
そこで見つけた自分のムダ遣いポイントに気をつけて次の1週間や1カ月を過ごしてみる。それを繰り返すだけでも、きっとムダ遣いを減らせるでしょう。
ステップ2:収支の予算管理 ・食費や交際費など、毎週・毎月の「予算」を決める ・定期的に支出状況を確認し、予算のうちどのくらい使ったのかを確認する ・予算内を超えないように買い物をする |
支出の把握ができたら、「予算管理」にチェレンジしてみましょう。
まずは収入金額から目標の貯金金額を引き、残りの使えるお金を見ながら、「食費は毎週5,000円まで」「おこづかい(飲み会や被服費など)は合計月2万円まで」などと、項目ごとの予算を決めます。
そして、定期的に支出状況を見ながら、予算を超えないように買い物をするわけです。
家計簿アプリの中には、項目ごとに予算管理が設定できる機能もついているものがあるので、活用すると良いでしょう。
予算が守れれば、目標の貯金金額が貯められるというわけです。
文字に書くとシンプルですが、実行するのはかなり強い意志が必要となります。
実は資産状況の確認のほうが大事
前述の通り、家計のやりくりには「強靭な精神力」が必要になります。
そのため、何となく初めても続けられないのがオチでしょう。
少なくとも浪費家気質である私だと、目的が明確でないと続けられません!
そこで大事になるのが資産状況の把握や管理です。
これも、2ステップに分けて、無理なくできるところから始めると良いでしょう。
ステップ1:資産状況の把握 ・定期的に資産がいくら増えているか、減っているかを確認する |
各銀行口座の残高を、月1回、半年に1回、1年に1回など、定期的にチェックします。
そして、ひと月前、半年前、1年前など度比べてどのくらい増えているのか、又は減っているのかを把握します。
もし資産が減っていたら、家計が赤字ということです。
赤字家計のまま生活してたら、いつか破綻するということですから、家計のやりくりにも身が入ることでしょう。
また、資産が増えていても、十分増えているかどうかが大事です。
自分が思っていたよりも増えていれば良いですが、そうでなければ家計のやりくりに力を入れて取り組みましょう。
ステップ2:資産管理の計画 ・資産を増やす計画を立てる ・できればライフプランの計画(教育費・住宅購入・老後費用など)とリンクさせると良い |
もっと家計と向き合いたいという人は、資産がいくら増えていれば安心なのかを計画していきましょう。
例えば、独身なら手取り収入の3割・ファミリーなら手取り収入の2割を目標にしてみてはいかがでしょうか?
さらにできることなら、将来実現したいライフプラン(教育費・住宅購入・老後費用など)ごとに必要な貯金額を確認し、何年かけて貯めていけばよいのかを目星をつけておきましょう。
「目標金額÷使うまでの年数÷12カ月」を考えてみると、毎月貯める必要がある具体的な金額目安も計算できますよ。
お金を貯める目標が明確なほど、お金を貯めるやる気が出て、日々の家計のやりくりもつらく感じなくなると思います。
ライフプランや貯金のことで悩んだときは、こちらの家計相談もご活用くださいね。