こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
教育費やマイホームの頭金など・・・・
大人になると、”お金を貯めたほうがいい理由”がたくさん出てきます。
でも、
「なかなかお金が貯まらない!」
という方も、多いと思います。
「節約しなくちゃ」と思っていても、
のどが乾いたら自動販売機で飲み物を買いたいし、
仕事に疲れたらパーッと飲みに行きたいし、
かわいい服や欲しかったものがセールになってたら買いたい・・・
なかなか続かないということはありませんか?
今日は、そんな方におすすめの
節約疲れせずに、楽しく貯金が続くコツ
をご紹介しますね。
目次
節約なんて大嫌い!わたしも貯金が苦手でした
私は、小学生のころから、ほしい漫画やおかしがあると我慢できず、「貸してあげる」という姉からの誘惑に負けて、借金まみれでした。
お年玉が入ると、姉に吸い取られていき、わたしが貯金をできていたことはありませんでした。
社会人になって自分で好きにできるお金ができると、実家暮らしで余裕のあることをいいことに、「あるぶんだけ使い切って良い」と思って服や飲み会や旅行につぎ込んでいました。
私が節約を意識しだしたのは、結婚してからです。
結婚式を挙げるためには、貯金が必要でした。
結婚資金がないために結婚のチャンスを逃しては大変と思い、しっかり節約を心がけるようになりました。
具体的な目標金額を決めることが大切
目的もないまま、お金を貯めるのは難しいです。
「あれがほしい!」「これがほしい!」
「これを買うためには○○円必要だ!」
と、
具体的な金額まで分かって、ようやく本気で貯める気が起きます。
でも、貯金の目標が教育費だったり、家族で使う車やマイホームなどの場合、
いまいち、やる気が出なくいという方はいませんか?
教育費も、自動車代も、マイホームも、
”家族のため” の貯金です。
どこか、自分とは関係のないことのように感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
自分が心から「お金を貯めたい!」と思えなければ、
ストレスの貯まる貯金を続けることは、難しくなってきます。
節約に疲れないポイント:目標金額+自分へのご褒美
そんな時は、本命の目標金額に加えて
”自分へのご褒美”
を準備してみてください。
例えば、3年後にマイホームを買うために300万円貯めなくちゃいけない場合、
1年間で貯めたいお金は100万円となりますね。
そこで、
1年間の目標金額に、もう10万円プラスして
110万円に設定するのです!
そして、
1年後にきちんと110万円貯められた場合には、
自分に、10万円分の旅行などをプレゼントしてください。
目標金額に上乗せして貯めた貯金は
自分へのご褒美です。
自分の本当に欲しいもののためなら、
きっと節約も頑張れると思いますよ♪
節約疲れを防ぐ:ゴールは短く
1年後まで頑張れない方は、
1か月ごとにプチご褒美を用意してもいいと思います。
例えば、
1か月の目標金額+5,000円をちゃんと貯めたら、
5,000円の豪華ランチを食べに行く♡
3年先のマイホームのためと思うとやる気が続きませんが、
ひと月先の豪華ランチと思うと、がんばれませんか?
節約疲れしないで楽しくお金を貯めるコツ:まとめ
最後に、節約疲れしないで楽しくお金を貯められるようになるコツをまとめますね。
1.具体的な目標金額を決める
2.目標金額+自分へのご褒美を決める
まずは、目標を決めるところから始めましょう。
「結婚資金を貯める」
「マイホームの頭金を貯める」
「子供の教育資金を貯める」
「老後資金を貯める」
「新車費用を貯める」
などなど、
できるだけ具体的にした方が良いです。
目標を決めるときのポイントは、
何年後に必要か、具体的にいくら必要か確認することです。
『目標金額÷年数』を計算すると、1年間に貯めるべき貯金額が分かります。
それが分かれば、目標金額さえ貯めれば、それ以上節約する必要はありません。
ゴールのない節約生活は疲れます。
まずは目標金額をしっかり決めて、
どこまで節約すれば達成できそうか確認してみてくださいね。
具体的な目標金額が分かっても、
ずっと節約続きだと、節約疲れしてしまします。
目標金額が決まったら、
目標金額に上乗せして『自分へのご褒美』を決めてください。
自分へのご褒美は、おいしい食べ物でも、ちょっとした旅行でも、欲しかったものでも良いです。
「あと1か月頑張って節約したら、○○が買える!」
と決めておけば、節約を頑張れると思いませんか?
「節約するのに疲れた」という方は、
ぜひ試してみてくださいね。