あけましておめでとうございます。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
新しい年を迎えて気分も一新されたところで、
年明けにおすすめの”家計の整理”について、ご紹介しますね。
年末に大掃除を終えたばかりでまた整理!?
と、いやになってしまうかもしれませんが、家計の整理は年明けにするのが1番おすすめです。
家計の整理をするのとしないのでは、
今年1年のお金の使い方が大きく変わってくるでしょう。
家計整理は1月1日を基準にするのがベスト
最近は、銀行の自動引き落とし機能やクレジットカード払いやお財布携帯などにより、「便利だけど分かりにくい」家計が多いです。
そのため、どこかのタイミングで
”今年1年でいくら貯まったのか”
を確認するタイミングを作ると良いのです。
確認するタイミングは、1月1日がおすすめです。
なぜなら、1年の区切りを感じやすいからです。
子供が進学する4月を区切りにするのも良いと思いますが、子供の進級で忙しくなる4月よりも、1月の方が落ち着いて時間を取ることができます。
また、確定申告の期間も1月1日が区切りになるので、確定申告が必要な家庭であれば、確定申告書類を作るときに合わせて家計を確認するとスムーズです。
超簡単な家計の整理のやり方
”家計の整理”と言うと、普段からこまめに家計を把握していない人にとっては難しいと感じてしまうかもしれません。
そこで、
これだけでもお金が貯められるようになる人がいる、
超簡単な家計整理のやり方をご紹介しますね。
まずは、家の中にあるすべての通帳を引っ張り出してきてください。
そして、その通帳たちの1月1日時点の残高をすべて足し合わせてください。
今年の1月1日時点の残高と、去年の1月1日との両方を計算してください。
最後に、「今年の1月1日の残高合計―去年の1月1日の残高合計」を出してください。
少し大変になりますが、今年資産運用を行った方や貯蓄型の保険に加入した方などは、資産運用している商品の現在の評価額と去年の評価額の差も出してあげるてくださいね。
ここで出てきた金額が、「去年1年間で貯められたお金」になります。
結果がマイナスになってしまった人は、残念ながら去年1年は赤字だったということですね。
赤字だった方は、去年は何か特別な支出がなかったかどうかを思い返してみてください。
車を買った、家を買った、結婚した、海外旅行に行ったなど、普通の年にはない大きな一時出費があったのなら、その点は考慮してくださいね。
今年の目標を立てるのをお忘れなく
去年1年間でどのくらい貯金が貯められたのかが分かったら、最後は忘れずに今年の目標を立ててください。
「去年と同じく〇万円貯める!」
「去年よりも〇万円多く貯める!」
と、具体的に金額を決めるのが大切です。
1年の始まりである1月は、新しいことに挑戦するのにぴったりの時です。
普段は億劫で後回しになりがちな家計の整理でも、
年に1度は時間を取って取り組んでくださいね。