こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの張替愛です。
転勤族と結婚する方にとって、嬉しいニュースが2つありました♪
◆「遠距離結婚」を支援 費用を控除 (9/4日経新聞)
◆失業手当、自発的離職も手厚く 日数増で転職後押し(9/4日経新聞)
まずはひとつめは、
遠距離結婚・別居婚している夫婦にお得な制度の導入についてです。
“遠くに住む男女が結婚する場合、転居費を所得税や個人住民税の控除対象とする。夫と妻が会う旅費も税の控除の対象とする方向だ。”(9/4日経新聞)
結婚時の転居費用に加えて、夫と妻が合う旅費まで税金から控除される方針との事です。
遠距離恋愛中のカップルが、結婚に踏み切るきっかけになるといいですね♪
わたしのお友達でも転勤族の夫と別居結婚している方がいます。
『転勤族の夫と結婚はしたい』
『自分の仕事は続けたい』
『子作りのための旅費が大変』
そんな彼女のような女性を応援してくれる制度ですね!!
そしてふたつめは、
自己都合退職による失業手当の給付金をもらえる日数が増えるとのことです。
“自発的に離職した人への失業手当の給付日数(現在90~150日)の上限を最低30日増やす方針。”(9/4日経新聞)
夫の転勤などで退職した場合に「自己都合による退職」となると、会社倒産などの理由により退職した人よりも失業手当をもらえる日数が少なくなります。
もらえる日数は勤続年数によって変わりますが、
★勤続10年以内の場合は最大90日
★勤続10年以上の場合は最大120日
です。
例えば、今の制度の場合、月給30万円の方の場合は基本手当日給が5,705円となりますので、5,705円×90日で、総額約51万円もらえます。
もしも、もらえる日数が30日増えた場合、総額は約17万も増えます!!
大きいですよね。
詳細が決まっていないので、転勤族妻の結婚時の退職や転職時にどのくらい助けになるかはわかりませんが、
『転勤族の夫と結婚して一緒に暮らすために退職したい』
『新天地での就活を落ち着いてやりたい』
という方を支援してくれるといいですね!!