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最終更新日 2022-04-08 タグ:海外赴任, 海外赴任準備

【海外赴任準備】海外で「電子マネー」を紛失したらどうする?

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こんにちは。海外赴任家庭のためのお金の専門家、張替愛です。

約1年以上前に私が海外から日本に本帰国したとき、スイカやパスモなどをはじめとした「電子マネー」の普及が進んでいることに驚いた記憶があります。

しかし、海外赴任で長い間海外にいることとなった場合、電子マネーを所有していることがリスクにもなります。

そこで今日は、海外に赴任する際の電子マネーの注意点をお伝えします。

目次

  • 1 日本の電子マネーの種類
  • 2 海外では日本の電子マネーは使えるの?
  • 3 海外でも大丈夫?電子マネーを紛失した時の手続きは?
  • 4 オートチャージ機能に注意!
  • 5 海外赴任の前は「電子マネー」の整理を
  • 6 関連記事

日本の電子マネーの種類


昨今、現金やクレジットカードの代わりに、さまざまな種類の電子マネーが登場しています。

<電子マネーの種類>

・Edy
・WAON
・nanaco
・Suica
・PASMO
・iD
・Quick Pay など

ほかにも、ここには挙げきれないほどの種類があります。

なかでも、交通系icカードであるSuicaやPASMOは、使っている方が多いのではないでしょうか。

海外では日本の電子マネーは使えるの?


電子マネーを使うためには、お店側がその電子マネーの支払いに対応している必要があります。

そのため、日本で使っている電子マネーのほとんどは、海外では使えません。

海外赴任によって、電子マネーが使えなくなることを考慮して、海外赴任先では別の決済方法を使うことを検討しましょう。

どのようなお金の支払い方が主流となっているのかは、国によって異なります。

例えば、日本では8割が現金による買い物となっていますが、韓国では反対に、8割が現金以外による買い物となっています。(経済産業省 平成30年4月「キャッシュレス・ビジョン」より)

その国に住むなら、その国のやり方にならうのが一番です。

日本ほど現金が好きな国はあまりないので、海外ではクレジットカートやデビットカードの利用を検討することになるでしょう。

海外でも大丈夫?電子マネーを紛失した時の手続きは?


もし電子マネーを紛失してしまったときには、すぐに停止の手続きを行いたいものです。

EdyやSUICA、PSUMOといったな前払い式の電子マネーには、不正利用の被害を補償する仕組みはありません。

基本的には、入金されていた残高を使われてしまったら、取り戻すことはできません。

しかし、すぐに紛失手続きを行うことができれば、残っていた残高を再発行したカードに移すことができます。

使い込まれる前に紛失手続きを行うのが大切なのです。

クレジットカードと電子マネーが一体となっていることも多いですが、紛失した際は、クレジットカード会社だけでなく、電子マネーの会社にも停止と再発行の手続きを行う必要があります。

ただ、この「再発行手続き」が、海外赴任者にとっては”くせ者”となるのです。

なぜなら、PASMOやSUICAの停止手続きは、駅の窓口などに出向かなくてはできないのです。

確認のためPASMOに問い合わせてみましたが、海外から停止手続きをすることはできませんとのことでした。

海外からでも利用を停止できる電子マネーはありますが、海外からでは簡単には利用停止ができない電子マネーがあることを覚えておいてください。

オートチャージ機能に注意!


特に、自動で入金されるオートチャージ機能を使っている方は注意が必要です。

紛失して誰かに使い込まれた場合、オートチャージだと金額が高額になってしまう可能性があるからです。

例えば、こちらの記事では、携帯電話を落とし、楽天Edyを290万円不正利用されてしまったケースについて取り上げられています。

◆出典:NIKKEI STYLE

「スマホを紛失 電子マネー、思わぬ多額な不正利用も」

海外で電子マネーを紛失した場合は、オートチャージできる機会が設置されていないので、使い込まれてしまう可能性は低いです。

しかし、「もしも拾ったのが日本人だったら、帰国して使い込まれる可能性があるのでは?」「盗難されたPASMOが、犯罪組織に流れて悪用されるのでは?」など、心配のタネは残ります。

少なくとも、オートチャージ機能をつけたままの電子マネーをもって海外赴任をするのは避けた方が良いと言えるでしょう。

交通系電子マネーとクレジットカードが一体型となったものを使っている方は、特に注意が必要です。

クレジットカードと一体型のものは、オートチャージ機能だけを解約することはできないので、カード自体を一度解約する必要があります。

そのうえで、必要であれば、クレジットカードはクレジットカードで、交通系電子マネーは交通系電子マネーで、それぞれ持つようにしておくと良いでしょう。

海外赴任の前は「電子マネー」の整理を


海外でも使われることを想定したクレジットカードと違って、電子マネーは日本でしか使えないものが多いです。

そのため、海外でのトラブルへは対応が手薄であるとも言えます。

何気なく持っている電子マネーですが、電子マネーも立派な「お金」です。

紛失した際に、使い込まれてしまうリスクがあることは認識しておきましょう。

そして、海外赴任が決まったら、電子マネーの手続き先を確認しておきましょう。

海外からの手続きができないものは、持たないようにしておくと安心です。

また、電子マネーの持ちすぎは、日本で紛失した場合にもリスクになります。

使っていない電子マネーがあったら、この機会に解約して整理しておくと良いでしょう。


〇海外赴任前の準備について「我が家はどうしたら良い?」をまるごと確認することができます。(対面/電話/オンライン面談)

 

この記事を書いた人

FP相談 FP紹介

FP事務所マネセラ代表 張替 愛(はりかえ あい)
保険や金融商品を販売せずに家計・資産運用の相談を行うお金の専門家(FP)。
大学で心理学を学んだ後、国内損害保険会社に勤務。夫のアメリカ転勤を機に退職。自身が経験した悩みとその解決策を人ために活かすため、2017年に開業。
専門分野は、ライフプラン設計(教育費・住宅購入・老後資金)・家計改善・資産運用の始め方・ママのキャリア・海外赴任準備など。個人向け相談を年間100件近く行うと同時に、コラム執筆や監修、取材協力、オンラインマネー講座などの実績も累計200件以上。2児(小学生)の母でもある。(自己紹介・実績の詳細はこちら)

 

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